沖縄経験
はじめて沖縄を訪れた三十歳の著者は打ちのめされる。近代そして戦中戦後と、多大な犠牲を強いながら、米軍の前進基地としての役割をなおも担わせ、沖縄にぶらさがる日本。その炎える棘のような現実を見すえながら、沖縄からの多様な拒絶を受けとめ、「このような日本人ではないところの日本人」を希求する。前日譚を含む『沖縄ノート』。
1
沖縄の戦後世代
すべての日本人にとっての沖縄
2
沖縄ノート
プロローグ 死者の怒りを共有することによって悼む
日本が沖縄に属する
『八重山民謡誌』'69
多様性にむかって
うちなる琉球処分
苦が世
異議申立てを受けつつ
戦後世代の持続
日本の民衆意識
「本土」は実在しない
3
核基地の直接制民主主義
文学者の沖縄責任
再び日本が沖縄に属する
未来へ向けて回想するーー自己解釈(四)
1
沖縄の戦後世代
すべての日本人にとっての沖縄
2
沖縄ノート
プロローグ 死者の怒りを共有することによって悼む
日本が沖縄に属する
『八重山民謡誌』'69
多様性にむかって
うちなる琉球処分
苦が世
異議申立てを受けつつ
戦後世代の持続
日本の民衆意識
「本土」は実在しない
3
核基地の直接制民主主義
文学者の沖縄責任
再び日本が沖縄に属する
未来へ向けて回想するーー自己解釈(四)