さみしさは彼方
南九州ではサツマイモをカライモと呼ぶ。水俣、石牟礼道子への思いを胸に、京都に古本屋を開いたふたりは、それぞれがひとりであることをわかちあいながら、家族で店を営み、言葉によって自身に降り、世界への希望をつなぐ。試行錯誤の道のりと、石牟礼道子旧宅移転に臨む勇気。生きることへのほんとうに向かう随想集。
さみしさは彼方 奥田直美
はじめに 流されながらも泳いでいくために 奥田直美
わたしをわたしとして
引き受けようとするときに
光ーー「唐芋通信」創刊の言葉に代えて 順平
風をみる 順平
なつかしい荒野 直美
窓 順平
わたしの石牟礼道子 直美
みっちん 直美
声 順平
死ぬということ 直美
食べる 直美
怖いこと 直美
センチメント 直美
夜の空 順平
さんとわまみい 順平
帰るべき日常がないということと
生きることのほんとう
秋 直美
産み育てる 直美
さつまいもBOX 順平
ふり返りつつ先をゆく 直美
体育がきらい 直美
わたしたちの天草 直美
ひとりの時間 直美
となりの空き地 直美
引っ越し 直美
新しい家 直美
うつろう 直美
さあ、みっちんねるで 順平
ときには心のままに
声を出せることがあるかもしれない
よあけ 順平
鈍さをとめおく 直美
透明な時間 直美
自分の声を聴く 直美
遊園地 直美
ここではないどこか 直美
この部屋 順平
植木鉢 直美
いつか、開いた窓で会いましょう 順平
今の、わたしの 直美
わるいのはわたしたちじゃない、とNさん(好き)は言う。 順平
人と人のあいだに 直美
歩くこと 直美
コブシの花の咲くころ 順平
わかりあえることはないのだから
わかりあえるかもしれないという夢をみる
カライモブックス・フォーエバー 順平
親密な蔓 直美
Nさん(好き)を勇気づける 順平
頼りなく外へ出る 直美
おわりに 奥田順平
おわりに 奥田直美
さみしさは彼方 奥田直美
はじめに 流されながらも泳いでいくために 奥田直美
わたしをわたしとして
引き受けようとするときに
光ーー「唐芋通信」創刊の言葉に代えて 順平
風をみる 順平
なつかしい荒野 直美
窓 順平
わたしの石牟礼道子 直美
みっちん 直美
声 順平
死ぬということ 直美
食べる 直美
怖いこと 直美
センチメント 直美
夜の空 順平
さんとわまみい 順平
帰るべき日常がないということと
生きることのほんとう
秋 直美
産み育てる 直美
さつまいもBOX 順平
ふり返りつつ先をゆく 直美
体育がきらい 直美
わたしたちの天草 直美
ひとりの時間 直美
となりの空き地 直美
引っ越し 直美
新しい家 直美
うつろう 直美
さあ、みっちんねるで 順平
ときには心のままに
声を出せることがあるかもしれない
よあけ 順平
鈍さをとめおく 直美
透明な時間 直美
自分の声を聴く 直美
遊園地 直美
ここではないどこか 直美
この部屋 順平
植木鉢 直美
いつか、開いた窓で会いましょう 順平
今の、わたしの 直美
わるいのはわたしたちじゃない、とNさん(好き)は言う。 順平
人と人のあいだに 直美
歩くこと 直美
コブシの花の咲くころ 順平
わかりあえることはないのだから
わかりあえるかもしれないという夢をみる
カライモブックス・フォーエバー 順平
親密な蔓 直美
Nさん(好き)を勇気づける 順平
頼りなく外へ出る 直美
おわりに 奥田順平
おわりに 奥田直美