新編 虚子自伝

新編 虚子自伝
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高浜虚子(1874-1959)は、二冊の自伝を刊行した。青壮年時代の活動を主にしたものと、能楽、郷里、交遊歴を回想、晩年の心境を綴った一冊。二冊をまとめて、捉えにくい近代俳句の巨人・虚子の全体像にふれる。初めて虚子を知る者には虚子入門書・近代俳句への手引き、虚子愛好者には、改めてその素顔にふれる格好の一冊。
西の下
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文芸に遊ぶ
「ホトトギス」発行
子規の死
文 章
鎌 倉
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その後の十六年間
小諸〔菁柿堂版〕
  *
宝文会員来襲
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丸ノ内ビルディング
祖先祭
椿の苗木
「高浜虚子」
無 学
故 郷
上方言葉ーー松山の方言
 松山の方言
私の胸像
追善謡会
間 組
太田の渡し
書 棚
ロシヤの百姓
刀刃段々壊
小諸〔朝日新聞社版〕
書き残して置きたき事二、三
 逆修石塔開眼法則
 俳句綴り
 子規の最初の手紙
 大桜の句
絵巻物
 絵巻物
 堅田夜話
 祖先祭
 駕
 墓
 勾当内侍
 美人手を貸せば
 高 野
 大和屋
 垂 訓
 古浴衣
「井筒」と「三井寺」と「班女」
写 真
ヴォーカンス氏死す
文化勲章
新井屋
有島海荘、宝文会
余 録
 遍路の一
 遍路の二
 房さん
 高浜の彦さん
 粟井坂を越え
 「惟る御生涯や萩の露」
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俳 句
  *
序〔菁柿堂版〕
序〔朝日新聞社版〕

 注 解
 解説虚子自伝から見えて来るもの(岸本尚毅)
 高浜虚子略年譜