小説家の四季 1988-2002

小説家の四季 1988-2002
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「同じ時刻に目覚め、小説書きに精を出し、眠る。書いては眠り、起きては書き、書いては眠る。そういう日付も曜日も定かではない毎日をとうぶんの間くり返すことになる」。机の向こうで過ぎゆく季節を、飄々と慈しみ、ユーモアとペーソス溢れる筆致で綴る。小説の名手による「ライフワーク的エッセイ」、第1期を収録!
一九八八年
 春ー見合い話
 夏ーSUITE
 秋ー化粧の時代
 冬ー映画館

一九八九年
 春ー淡々と
 夏ー殺し文句
 秋ー SNAP OUT OF IT!
 冬ー訪問

一九九一年
 春ー筍と清白
 夏ー秘伝のスパゲティ
 秋ー秘伝のスパゲティ2
 冬ー魔法の効果

一九九六年
 春ー厄年
 夏ー気力充実
 秋ー予想外の展開
 冬ー類は友を呼ぶ

一九九七年
 春ー一陽来復
 夏ー虫歯
 秋ー花火
 冬ー過去に戻る方法

一九九八年
 春ー貯水率一〇〇パーセント
 夏ー職務質問
 秋ー金色の時刻
 冬ーホームページ

一九九九年
 春ー検索
 夏ーボー・ティー
 秋ー名前のつけ方
 冬ー記憶に残る食べ物

二〇〇〇年
 春ー二〇〇〇年問題
 夏ー二十三年前の夏
 秋ー健康法
 冬ー健康法

二〇〇一年
 春ースカボローフェア
 夏ースカボローフェア2
 秋ー十年後のスパゲティ
 冬ー十三年前の冬

二〇〇二年
 春ーリンゴのおいしい食べ方
 夏ーバナナのおいしい食べ方
 秋ーカトラリー

 あとがき(前編)