佐世保で考えたこと エッセイ・コレクション2

佐世保で考えたこと エッセイ・コレクション2
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1994年夏。深刻な水不足に悩まされる街で、小説家はワープロに向かい、雨の来る日を想うーー。表題作「佐世保で考えたこと」はじめ、「ありのすさび」「セカンド・ダウン」など代表的な連載エッセイ群を収録。「十七歳」「叔父さんの恋」など、美しい短編小説も五編収める。
一九九一年
 休 暇
 言い違え
 [書評]野村胡堂『銭形平次捕物控』
 シートベルト
 セカンド・ダウン

一九九二年
 二十七歳
 言葉の力
 ゲームの達人
 将棋ファン
 忘れ物
 ハンバーガー屋で出会った女の子
 「三無主義」の中年
 [小説]葉書
 [小説]ドラマチック
 [小説]そこの角で別れましょう
 [小説]叔父さんの恋

一九九三年
 [書評]野中柊『アンダーソン家のヨメ』
 [書評]大島真寿美『宙の家』
 王様の生活
 ポケットの中身
 夏から秋へ
 表札について
 二十年目
 [書評]新井千裕『忘れ蝶のメモリー』
 ラブレターの練習

一九九四年
 性格について
 一九八〇年五月七日、快晴
 ありのすさび
 雨を待つ日々
 [小説]十七歳

佐世保で考えたこと 一九九四ー九五年

一九九五年
 四十歳
 [書評]中野章子『彷徨と回帰』
 三番目の幸福
 勤勉への道
 テニス
 ラッキー・カラー
 あなたと僕は違う
 先生との出会い

 あとがき