つまらないものですが. エッセイ・コレクション3

つまらないものですが. エッセイ・コレクション3
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『Y』『ジャンプ』から『鳩の撃退法』まで、数々の傑作を著した壮年期の軽妙にして精巧な“その日暮らし随筆”たち。「作家の口福」「文芸的読書」など、文庫初収録となるエッセイ・書評も十四編収める。
一九九六年
 この街の小説
 毎日が同じ朝に

一九九七年
 裏 
 仕事用の椅子
 ホームタウン
 悪癖から始まる
 初めての文庫

一九九八年
 言葉をめぐるトラブル
 真夜中の散歩
 悔やみ
 食生活の内訳

一九九九年
 わが心の町
 街の噂
 [書評] 盛田隆二『湾岸ラプソディ』
 [映画評] 『スウィート・ヒアアフター』
 夏の夜の記憶
 長く不利な戦い
 [映画評] 『きのうの夜は……』

二〇〇〇年
 郵便箱の中身

二〇〇一年
 憧れのトランシーバー
 金魚の運
 [映画評] 『見知らぬ乗客』
 子供の名前
 わが師の恩ーーマスダ先生
 草枕椀
 大学時代
 じわじわとはじまる
 光に満ちあふれた日々
 時のかたち
 賭ける
 [解説] 谷村志穂『なんて遠い海』
 [書評] 関川夏央『本よみの虫干し』

つまらないものですが。二〇〇一ー〇二年

二〇〇二年
 植物の「気」
 [映画評] 『トゥルー・ロマンス』

二〇〇三年
 [解説] 名香智子『桃色浪漫』
 転 居
 親不孝
 台所のシェリー酒

二〇〇四年
 [解説] 現実ーー盛田隆二『夜の果てまで』
 約 束
 お国自慢
 エアロスミス効果

二〇〇五年
 僕の一日
 目覚まし

二〇〇六年
 夢へのいざない
 二戦二敗
 [解説] 私事ーー野呂邦暢『愛についてのデッサンーー佐古啓介の旅』
 忍 者

二〇〇八年
 “結婚”と書いて“ゴミ袋まであさる”と読む。

二〇一二年
 文芸的読書

二〇一五年
 [書評] きのう読んだ文庫ーー吉田修一『横道世之介』
 作家の口福
 いんぎんといんげん
 [解説] 本気ーー伊坂幸太郎『残り全部バケーション』
 道のり

 あとがき