この道をどこまでも行くんだ

この道をどこまでも行くんだ
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国内はもちろん、チベット、シベリア、パタゴニア……世界中のさまざまな道を歩いてきた。訪れる土地土地には、人の、動物の、あらゆる生き物の営みがあったーー。カメラのレンズを通してその躍動を見つめてきた著者が、スケール感のある写真と瑞々しい文章で綴った地球の記録。命の輝きに触れ、思いがけない光景に出会える紙上のワールドツアーにいざ出発。どこまでも行こう、目の前に広がる果ての知れないこの道を!
目 次

■踊る
美しい女性のまつり/西馬音内盆踊り/ミャンマーの輪くぐりネコ/コブラの踊り/少し前の敦煌/イスタンブールの夜

■食べる
世界で一番うまいもの/モルディブのカツオ/幼虫を食べる/腸をススル/動きまわるミドリヘビ/シベリアのブタ首売り

■捕る
メコン川のドンダイ漁/ラプラタ川の子ワニ捕り/アマゾンのピラルクー/アマゾンのデカナマズ/バイカル湖の穴釣り

■底力
寄生樹/ブッシュメンの底力/ただ今引っ越し中/水脈さがし人

■遊民
カイラスへの巡礼者/チベット遊牧民のテントの中/スパイダーテント/中央アジアのカーフェリー/マサイ族のひまつぶし/手招きするマサイ族

■異次元
砂漠の塩の川/タクラマカン砂漠の白骨林/パイネの牙/パンタナールの牛追い/続・パンタナールの牛追い/パンタナールの動物/アトカ島にて/異次元のロシア/馬のつらら/ねじれた家/マイナス四十五度のシベリア鉄道/マイナス四十度世界での生活/クラゲ水族館

■雲と命
ゾウと雲の横断待ち/ゴビのラクダ/ペンギンと暮らした/アホウドリのヒナ/迫力のゾウアザラシ/南米のグアナコ/幻のイッカククジラ/ミャンマーの僧侶学校/ミャンマーの瞑想/アウシュビッツの今

あとがき
文庫のあとがき