邪馬台 蓮丈那智フィールドファイルIV(4)

邪馬台 蓮丈那智フィールドファイルIV(4)
楽天で購入 Amazonで購入
古代、魏の書に登場する邪馬台国は、優れた製鉄と酒造技術を誇りながらも消えた、謎の国だ。民俗学者・連丈那智に届いた「阿久仁村異聞」は明治時代に地図からも抹消された村の記録だが、邪馬台国への手掛かりとなる文書だった。だが、調査を始めた矢先、次々と不穏な出来事が襲いかかるーー。歴史の壮大な謎に、異端の民俗学者と助手が意外な「仮定」や想像力を駆使して挑む。怒濤の知の奔流に圧倒される本格民俗学ミステリ!
序 章 鬼霧【おにきり】の夜
第一章 廃村記【はいそんき】
第二章 雅蘭堂【がらんどう】
第三章 冬狐堂【とうこどう】
第四章 鬼来道【きらいどう】
第五章 箸墓抄【はしはかしよう】
第六章 記紀考【ききこう】
第七章 解明譚【かいめいたん】
第八章 阿久仁【あぐに】
第九章 鏡連殺【かがみれんさつ】
終 章 卑弥呼【ひみこ】

主な参考文献
あとがき
角川文庫版あとがき
解説 村上貴史