大江戸ぱん屋事始

大江戸ぱん屋事始
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長年仕えていた油屋をいわれのない疑いによって去ることになった喜助。失意のうちにいたが、自身の経験から“米に代わる常食”を作って商うことを思いつく。そんな折、見聞を広めるために訪れた長崎で出会った「ぱん」。これこそ米の代替食になると感じた喜助は、帰府してすぐに同じものを作ろうとする。しかしどうしても「ふわふわ」にならない……。果たして江戸で「ぱん」は焼けたのか。前代未聞、江戸の「ぱん屋」開店記!
目 次

第一章 花と揚げ菓子
第二章 長崎の邂逅
第三章 大江戸商い事始
第四章 ふわふわはいずこ
第五章 光 明