わたしのお殿さま 二、伊勢に棲む鬼(2)
刀鍛冶の跡継ぎとなるため、男として育てられた美禰。流刑となってやってきた松平忠輝に惹かれ、彼女の運命に変化が訪れた。伊勢に移り、女として生きていく決意をした美禰だが、なかなか思うように忠輝との時を持つことができずにいた。 そんななか、美禰は同じ年ごろの海女と知り合うが、村には人さらいの鬼の噂があり……。
目 次
序
第一章 伊 勢
第二章 初めての友
第三章 柳生の若君
第四章 美禰の危難
第五章 鬼退治
第六章 旅立ち
目 次
序
第一章 伊 勢
第二章 初めての友
第三章 柳生の若君
第四章 美禰の危難
第五章 鬼退治
第六章 旅立ち