風の忍び 一、風魔の六代目(1)
徳川家康との密約により、江戸の鎮護を託された風魔一族。その要である六代目風魔小太郎は、風間伊織を名乗り無役の若侍として平穏な日々を送っていた。だが、そんな伊織の安穏を打ち破る者が現れた。〈時渡り〉の異名を持つ忍び・弦左が、江戸に害をなすというのだ。弦左は風魔一族を挑発し、恐るべき忍法を見せつけるがーー。果たして伊織は、上忍の“風”を呼び、弦左を倒すことができるのか。痛快無比の長編時代小説。
目 次
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
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第一章
第二章
第三章
第四章
第五章