異世界で鬼の奴隷として可愛がられる生活 1
幼い頃、突然異世界に落下したリンは、まだ子供だったこともあり役立たずのレッテルを貼られ奴隷に落とされる。虐げられ絶望し、死に場所を探すようになっていたリンを買ったのが、侯爵家当主・鬼人のロイだった。食べられるか、蹂躙されるのだと思っていたら、ロイは鬼なりの優しさでやせっぽちなリンの体調や食に気を配り、リンの仕事といえばペットのように「可愛がられる」だけ。鬼族の使用人たちからもこれまでになく大切にされ、リンのボロボロだった心は少しずつ癒されていく。しかし、奴隷時代のトラウマを思い出させる事件があり…!?