タブー・トラック

タブー・トラック
楽天で購入 Amazonで購入
世間のルールや価値観に、生まれながらのスペックに、
DNAやホルモンに制限される人生を、思考停止で受け入れちゃいないか?

芥川賞作家・羽田圭介が突き付ける問い。「その人生、自分の力で変えられますか?」

時代や場所が変われば変容するもの、アンコントロールな要素に左右される日常で、私たちは何を疑い、何を信じればいいーー? 「タブー」蔓延る現代に放つ、衝撃の問題作!



【タブートラック】…改造車。世間の目を気にせず、禁忌を犯せるプライベートスペース。

世間が抱くクリーンなイメージを維持するために、押しつぶされそうになる俳優。
過去の失敗から、自らをコントロールすることに腐心する脚本家。
不祥事を起こした著名人をSNSで弾劾し、恵まれない人生の憂さ晴らしをする会社員。
親に黙って整形し、歌とビジュアルを武器に動画配信で荒稼ぎする女子高生。

タブーに縛られ、タブーに魅せられた人生が交錯する先に現れたのは、「理想」の世界か、それともーー?