殿下、ちょっと一言よろしいですか? 2 〜無能な悪女だと罵られて婚約破棄されそうですが、その前にあなたの悪事を暴かせていただきますね!〜

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このまま好意を寄せられていたら、誕生日を迎える前に私は死んでしまう!?
侯爵令嬢のルチア・デ・カルデローネの母は亡くなる前、ルチアへ【悪女になる魔法】をかけていた。なぜなら母は、ルチアがもしも十六歳までに特別な愛情を向けられてしまったら誕生日を迎えられずに死ぬと予言したから。その予言には、『腰に薔薇の痣を持つ男』が深く関わってくるというのだが…。
現在、ルチアは十五歳。【悪女になる魔法】は解除されたものの、予言の日までは運命に抗うため、悪女のふりをすることにした。
それなのに、第二王子・ディーノには命を救ったことで熱烈な好意を持たれてしまうし、クロードは、変わらず関わろうとしてくる。しかし、クロードとは今まで通りではいられない。それというのも、彼こそが母の予言した『薔薇の痣を持つ男』なのだからーー。
婚約破棄から始まった氷の悪女の逆転ロマンスファンタジー、第2弾!!