檀一雄の従軍日記を読む

檀一雄の従軍日記を読む
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『火宅の人』の作家が遺した軍隊生活の記録。その全貌が初めて明らかに。アジア・太平洋戦争末期の1944年初夏。檀一雄は陸軍報道班員として大陸に渡り、約10か月の従軍生活を送った。遺された2冊の日記には戦地の生々しい記録と、作家の「創作ノート」の両側面がある。全集にも未収録だったその内容を初めて詳細に読み解き、作家の知られざる内面を浮き彫りにした、文学史上貴重な資料。