池田思想の源流 『若き日の読書』を読む

池田思想の源流 『若き日の読書』を読む
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池田大作創価学会第三代会長の青春時代の読書体験を綴った『若き日の読書』『続・若き日の読書』を、知の巨人・佐藤優が読み解き、池田思想の源流を探る。月刊『潮』好評連載が、待望の書籍化!

「池田大作創価学会第三代会長の『若き日の読書』の特徴は、優れた読書論であるとともに思想的自叙伝となっていることだ。池田氏にとって読書は生命の営みの重要な一部である。」

序 章 読書は人生の財宝ーー『若き日の読書』を読む
第1章 心で書を読むーー国木田独歩『欺かざるの記』
第2章 偉人から何を学ぶかーー山田済斎編『西郷南洲遺訓』
第3章 世俗化と人間の危機ーーマックス・ウェーバー『宗教社会学論集』
第4章 『隊長ブーリバ』とウクライナ紛争ーーゴーゴリ『隊長ブーリバ』
第5章 信教の自由は民主主義の礎ーールソー『社会契約論』
第6章 生死を超えた永遠の師弟ーープラトン『ソクラテスの弁明』
第7章 二重の「難」と闘ったダンテーーダンテ『神曲』
第8章 真の思想は祖国を超えるーーペスタロッチ『隠者の夕暮・シュタンツだより』
第9章 優れた精神は時空を超えるーーパスカル『パンセ』
第10章 恩師が遺した読書の教訓ーーデュマ『モンテ・クリスト伯』
終 章 池田会長の思想を具現化するためにーー勝海舟『氷川清話』『海舟座談』