時代の変わり目を、やわらかく生きる

時代の変わり目を、やわらかく生きる
楽天で購入 Amazonで購入
「これからの世の中により必要な考え方ってなんだろう?」
経済発展が右肩あがりの時代は過ぎ、戦後からの「大企業に定年まで勤める」という安定は終わりを迎えています。
大量生産・消費社会からの見直しが求められているなか、コロナ禍で数年が経過、リモートワーク、パラレルキャリアなどさまざまな働き方が注目を集めました。
働く=自分や家族はどういうビジョンで生きるか、住むところをどうするか、現実を見つめ直す機会も多くなっています。

本書では<やわらかく生きる人々>に着目しました。
ある人は「シェアすることで場を作り」、
ある人は「事務職で独立」を、
ある人は「稼げない仕事を続ける」ことで資本主義経済と距離を置くことを考えています。
子育てがひと段落し、「50代から海外で日本語教師になる」など新しい世界に一歩を踏み出した方も。
また、あたらしい家族の形を作った方もいます。
いま求められるあたらしい軽やかさとはなにか、を考えます
はじめに

1章 仕事
横並びで働く 「tottori カルマ」店主 丸山伊太朗
*シェアカフェに出店する
事務の仕事でフリーランスになる オンライン事務局 さいとうともこ
稼げないことを続ける 「汽水空港」店主 モリテツヤ
50代、未経験から台湾で働く 日本語教師 阿部恵子
自分を生かす、福祉のパラレルワーク 介護福祉士 辻本敏也

2章 住まい
平日はアパート、週末は小屋。小さな家を行き来する暮らし イラストレーター りなこ
築50年超え、再建築不可、借地の元空き家で、地域とつながる暮らしを組み立てる ここくらす代表 / ソーシャルデベロッパー あらいきよてる

3章 家族
ライフステージとともに、家族は変わっていくもの  英語講師 村上康子 デザイナー 村上誠
代わりのきかない関係は、他人であっても築ける 料理家 麻生要一郎

おわりに