浅草蜃気楼オペラ

浅草蜃気楼オペラ
  • レーベル

  • 出版社宝島社
  • ISBN9784299052384
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時代に翻弄される少女たちの友情と夢ーー
大正浪漫あふれる
歌劇物語、開幕!

「世界は美しいばかりではない、だからこそ生命は輝く」岡崎琢磨
「私たちが直面する試練は、百年前も今も変わらない」辻堂ゆめ
「劇作家でもある筆者の、舞台への愛が詰まっている」友井 羊

(あらすじ)
大正二年(一九一三)、高等女学校を卒業し、女優を夢見て上京した山岸妙子は、十六歳で帝国劇場洋劇部に入団する。指導の厳しさで恐れられるイタリア人演出家や、洋装を着こなす外国帰りのスター女優、血気盛んな先輩などに囲まれ、妙子はレッスンに打ち込んでいた。だが日本人には新しすぎたオペラは客には受け入れられず、洋劇部はあっさり解散となってしまいーー。