犬の記憶 終章

犬の記憶 終章
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ぼくには生来、物事を極から極に振る性癖があり、自分で自分を制御できなくなることがしばしばで、そのときもまさしくそうなのであった。つまりぼくは、そんな日々のなかである日突然、“オレはカメラマンになる(中略)”ということに決めてしまったー(「大阪」より)。初めてシャッターを押した瞬間から始まる写真家の追想。写真50点超を収録。