荒野の果て
人生の最大の冒険は己を知ることであるというーーキルケゴール
社会から疎外されて風雪の山野をさ迷った。そして、アル中の施設に収容されて11年。失われた人生を取り戻すために綴られた手記。
己のイデーを求めた旅路を振り返って、旅愁のようなその寂しさを、誰かと分かち合ってみたいと思った。
なぜというに、時の流れは余りにも空しく、すべてを消し去って、もはや語ることもないのだから。(作者)
酒に病んで、施設で過ごした日々と、そこに至る人生の全て。
第一章 悲の断片
第一節 母の思い出
第二節 友の死
第三節 仲間たち
第四節 串本
第五節 すれ違った友
第六節 孤独だった友
第七節 死に急ぐ友
第二章 原点への回帰
第一節 故郷
第二節 米子
第三節 佐世保
第四節 東京
第五節 倉吉
第三章 永遠への回帰
第一節 関金
第二節 最後の放浪
第三節 大阪
第四節 阿倍野
社会から疎外されて風雪の山野をさ迷った。そして、アル中の施設に収容されて11年。失われた人生を取り戻すために綴られた手記。
己のイデーを求めた旅路を振り返って、旅愁のようなその寂しさを、誰かと分かち合ってみたいと思った。
なぜというに、時の流れは余りにも空しく、すべてを消し去って、もはや語ることもないのだから。(作者)
酒に病んで、施設で過ごした日々と、そこに至る人生の全て。
第一章 悲の断片
第一節 母の思い出
第二節 友の死
第三節 仲間たち
第四節 串本
第五節 すれ違った友
第六節 孤独だった友
第七節 死に急ぐ友
第二章 原点への回帰
第一節 故郷
第二節 米子
第三節 佐世保
第四節 東京
第五節 倉吉
第三章 永遠への回帰
第一節 関金
第二節 最後の放浪
第三節 大阪
第四節 阿倍野