言葉 物語 小説
文学論と二篇の美術評論を収録
世界とはモノの総体ではなく、量子の構造のように、モノの関係の総体として在る。言葉は、量子の重なりのように、類化・別化という関係でできている。「言葉 物語 小説」
アートに言葉=メッセージを取り込んだデュシャンから、現代アートは迷路に入ってしまった。デュシャンに惑わされるな、美術は決して言葉に堕してはならない。「デュシャンを曲がり損ねた現代アート」
模倣→具象→抽象と歩みを同じくした絵画と日本庭園の歴史。モンドリアンの作品と禅庭の歴史を辿り「抽象」とは何かを探る。「モンドリアンと枯山水」
言葉 物語 小説/物語とは何か?;物語化された言葉が記憶となる;他者を組み入れた物語;物語と小説の相違点;肉体と文体;現在/此処という肉体的納得;関係で成り立つ言葉;言葉という関係が世界を表す;関係づけるとは何だろう;日常的言語と詩的言語;根拠なき言葉 名付けえぬもの;他者の発見 全体への希求;言葉と実体世界との断絶;世界を分節化する言葉 主体を回収する文体;小説における文体について;古井由吉「槿」の文体について/デュシャンを曲がり損ねた現代アート あいちトリエンナーレ騒動;メッセージはアートとなりうるのか?他/モンドリアンと枯山水 抽象とは何か?他
世界とはモノの総体ではなく、量子の構造のように、モノの関係の総体として在る。言葉は、量子の重なりのように、類化・別化という関係でできている。「言葉 物語 小説」
アートに言葉=メッセージを取り込んだデュシャンから、現代アートは迷路に入ってしまった。デュシャンに惑わされるな、美術は決して言葉に堕してはならない。「デュシャンを曲がり損ねた現代アート」
模倣→具象→抽象と歩みを同じくした絵画と日本庭園の歴史。モンドリアンの作品と禅庭の歴史を辿り「抽象」とは何かを探る。「モンドリアンと枯山水」
言葉 物語 小説/物語とは何か?;物語化された言葉が記憶となる;他者を組み入れた物語;物語と小説の相違点;肉体と文体;現在/此処という肉体的納得;関係で成り立つ言葉;言葉という関係が世界を表す;関係づけるとは何だろう;日常的言語と詩的言語;根拠なき言葉 名付けえぬもの;他者の発見 全体への希求;言葉と実体世界との断絶;世界を分節化する言葉 主体を回収する文体;小説における文体について;古井由吉「槿」の文体について/デュシャンを曲がり損ねた現代アート あいちトリエンナーレ騒動;メッセージはアートとなりうるのか?他/モンドリアンと枯山水 抽象とは何か?他