亜細亜二千年紀 第一部「亜熱帯への召喚」1
野間宏、加賀乙彦の系譜を継ぐ大長篇小説。ガダルカナル、ニュージョージア島などソロモン戦からフィリピン戦への太平洋戦争の激烈な流れを父親の中に鮮やかに辿りながら、日本定住した元ポル・ポト兵のカンボジア難民の殺人裁判のうちにカンボジア虐殺の真相に迫って、戦争と生の真実を対峙させる衝撃のテーマ。日本人が振り返るべき過去、振り返るべき戦争の真実を提起する。「群像」新人長篇小説賞受賞作家五十嵐勉の畢生の大長編戦争純文学第一部。
序章 永平寺 第一章 発端 第二章 面談 第三章 契り 第四章 ガダルカナル 第五章 母の失踪 第六章 ソロモン --ニュージョージア島
第七章 ソロモン --コロンバンガラ島・ラバウル
第八章 カンボジア・タケオ 第九章 サイパン陥落ーーフィリピン・バギオ
第十章 戦略爆撃機ーーB29 第十一章 プノムペン・スラム
序章 永平寺 第一章 発端 第二章 面談 第三章 契り 第四章 ガダルカナル 第五章 母の失踪 第六章 ソロモン --ニュージョージア島
第七章 ソロモン --コロンバンガラ島・ラバウル
第八章 カンボジア・タケオ 第九章 サイパン陥落ーーフィリピン・バギオ
第十章 戦略爆撃機ーーB29 第十一章 プノムペン・スラム