あなたにはわたしがいる

あなたにはわたしがいる
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「あなたにはわたしがいる」

「わたしにはなにもない。

家族も、恋人も、生きがいも、やる気も、健康も、生きる意味さえも・・・」

一人の女性が問いかける、「幸せの在り処」の物語。

人生の節目、折り返し地点である中年期を迎えてふりかえってみると、「なにもない自分」に気づくことがあります。奮起して「望ましい自分」になることができる人は、まだ幸せと言えるかもしれません。しかし、歳を重ねることで、気力や意欲、その他世の中が評価するものさえ失い、途方に暮れることもあります。

歳を取り、多くの力を失い、なお「なにもない自分」には、もうなんの幸せも見つけることはできないのでしょうか・・・。