自称悪役令嬢な妻の観察記録。(1)
『悪役令嬢』を自称していたバーティアと結婚した王太子セシル。溺愛ルートを謳歌する二人のもとに、バーティアの友人リソーナからバーティアに自身の結婚式をプロデュースしてほしいという依頼が舞い込む。やる気満々のバーティアだが、どうも様子がおかしい。なんでもリソーナはバーティアが前世で読んだ小説の登場人物で、しかも『悪役令嬢』キャラだったらしい。バーティアは元一流の『悪役令嬢』として、『代理悪役令嬢』を務めると宣言しーー 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!