老人は荒野をめざす

老人は荒野をめざす
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すぐ隣にある死を意識し、亡くなった多くの友を悼み、生きている者は、いっそ「死ぬ気」で生き切ってみようと自身も読者も励ます老年エッセイ集。

「老残」を越えて生きるのだ!
 26年間続いた人気コラム最後の3年間より精選した
 老年エッセイの粋。 文庫オリジナル

「不良定年」を標榜してから幾星霜。西行、芭蕉、きだみのる……「荒野をめざしたひとびと」を想いながら、今も歩み続ける日々。すぐ隣にある死を意識しつつ、亡くなった友を悼み、いっそ「死ぬ気」で生き切ってみようと自身も読者も励ます。終刊した「週刊朝日」で26年間続いた人気連載「コンセント抜いたか」最後の3年間より精選した老年エッセイの粋。
はじめに 荒野をめざすひとびと

第一章 さらば思い出
第二章 老人は荒野をめざす
第三章 いつ死んでもよくない
第四章 「終刊」を越えて生きるのだ

あとがき モロッコ・ジャジューカ村へ行く