駄目も目である
木山捷平は詩人として活動をはじめ、太宰治や井伏鱒二と交流を持ちながら小説家としての才能を開花させる。飄逸でユーモアに溢れる世界は唯一無二。決してよく知られた作家ではないが、現在まで静かに愛され続けてきた。木山作品をこよなく愛する岡崎武志が、木山自身を投影した'正介'が登場し東京の街を闊歩する作品を中心に編んだオリジナル作品集。「軽石」「苦いお茶」「下駄の腰掛」ほか収録。
カバー装画 牧野伊三夫
カバーデザイン 松本孝一
耳かき抄
竹の花筒
貸間さがし
お守り札
下駄に降る雨
下駄の腰掛
冬晴
苦いお茶
川風
太宰治
月桂樹
釘
軽石
赤い靴下
大安の日
編者解説 岡崎武志
カバー装画 牧野伊三夫
カバーデザイン 松本孝一
耳かき抄
竹の花筒
貸間さがし
お守り札
下駄に降る雨
下駄の腰掛
冬晴
苦いお茶
川風
太宰治
月桂樹
釘
軽石
赤い靴下
大安の日
編者解説 岡崎武志