花嫁首
ころび伴天連(バテレン)の父と武士の娘である母を持ち、虚無をまとう孤高の剣士・眠狂四郎。彼は時に老中・水野忠邦の側頭役から依頼を受け、時に旅で訪れた土地で謎と遭遇して、数々の難事件を解決する名探偵でもあった。密室状態にある大名屋敷の湯殿で、奥女中が相次いで不可解な死を遂げる「湯殿の謎」。寝室で花嫁の首が刎(は)ねられ、代りに罪人の首が継ぎ合せられていた「花嫁首」。時代小説の大家が生み出した異色の名探偵が奇怪な事件に挑む、珠玉の21編を収録する。解説=末國善己
「雛の首」
「禁苑の怪」
「悪魔祭」
「千両箱異聞」
「切腹心中」
「皇后悪夢像」
「湯殿の謎」
「疑惑の棺」
「妖異碓氷峠」
「家康騒動」
「毒と虚無僧」
「謎の春雪」
「からくり門」
「芳香異変」
「髑髏屋敷」
「狂い部屋」
「恋慕幽霊」
「美女放心」
「消えた兇器」
「花嫁首」
「悪女仇討」
「雛の首」
「禁苑の怪」
「悪魔祭」
「千両箱異聞」
「切腹心中」
「皇后悪夢像」
「湯殿の謎」
「疑惑の棺」
「妖異碓氷峠」
「家康騒動」
「毒と虚無僧」
「謎の春雪」
「からくり門」
「芳香異変」
「髑髏屋敷」
「狂い部屋」
「恋慕幽霊」
「美女放心」
「消えた兇器」
「花嫁首」
「悪女仇討」