夜明けの口づけは永遠に
スコットランドのマードン伯爵を訪ねる道中、ヴァイオレットの馬車が盗賊に襲われる。逞しくてハンサムな男性に助けられるが、お礼も言わないうちに男性は彼女にキスをして去っていった。一瞬うっとりしたけれど、なんて無礼な男性!腹を立てながら伯爵の屋敷にたどりつくと、さっきの男性コールはその土地の管理人だった。しばらくひとつ屋根の下に暮らすことになり、いつのまにかお互いを求めあう気持ちはどんどん高まる。だが男性に縛られるのを望まないヴァイオレットはなかなか素直になれず…。