つぎはぐ、さんかく
<選考員満場一致! 第11回ポプラ社小説新人賞受賞作>
「たとえそのつぎ目が不格好でも、
つながっていられればそれでいいと思っていた。」
王様のブランチでも紹介された話題作、待望の文庫化!
惣菜と珈琲のお店「△」を営むヒロは、晴太、中学三年生の蒼と三人兄弟だけで暮らしている。ヒロが美味しい惣菜を作り、晴太がコーヒーを淹れ、蒼は元気に学校へ出かける。
しかしある日、蒼は中学卒業とともに家を出たいと言い始める。これまでの穏やかな日々を続けていきたいヒロは、激しく反発してしまうのだが、三人はそれぞれに複雑な事情を抱えていたーー。
傷つきながらも身を寄せ合って生きてきた三人が、
懸命に明日を紡いでいくための物語。
「たとえそのつぎ目が不格好でも、
つながっていられればそれでいいと思っていた。」
王様のブランチでも紹介された話題作、待望の文庫化!
惣菜と珈琲のお店「△」を営むヒロは、晴太、中学三年生の蒼と三人兄弟だけで暮らしている。ヒロが美味しい惣菜を作り、晴太がコーヒーを淹れ、蒼は元気に学校へ出かける。
しかしある日、蒼は中学卒業とともに家を出たいと言い始める。これまでの穏やかな日々を続けていきたいヒロは、激しく反発してしまうのだが、三人はそれぞれに複雑な事情を抱えていたーー。
傷つきながらも身を寄せ合って生きてきた三人が、
懸命に明日を紡いでいくための物語。