ボスに贈る宝物

秘書のわたしがボスの子供を産む?
しかも愛情はまったく抜きで!


「代理出産してくれる女性を早急に探してくれ」
胸がうずくほど魅力的なボスーールーク・ガルニエの突然の命令に、
秘書のヘイリーは言葉をなくした。
将来、会社の経営を任せられる後継者が必要になったという。
密かにボスを想い続けてきたヘイリーは、
ほかの女性がルークの子供を産むと考えただけで打ちのめされ、
入社5年目にして初めて早退し、翌日も会社を休んだ。
すると驚いたことに、ルークが家まで訪ねてきた。
彼は理想的な候補者を見つけたと言いながらヘイリーの手を取った。
「ヘイリー、ぼくの子供を産んでくれないか?」


子供を作るだけでなく、ベッドも共にしたいと言われ、ボスを愛しているヒロインは誘惑に負けてしまいます。けれど度重なる甘い蜜のような戯れに溺れる自分に打ちひしがれ……。寡作ながらも熱狂的な読者の多いキャシー・ディノスキーの名作をお見逃しなく!