危険な同居人

「君はたった今、なんでもすると言ったよ」
「私にしてほしいことって、何?」

姉が夫に愛想をつかし、3人の子供たちと一緒に戻ってきた。
アレシアが手狭な家を出ようと考えていると、姉に泣きつかれる。
先日アレシアがパーティで知り合ったトレントは、
奇遇にも夫の会社のオーナーだという。
その彼に、会社の金を着服して停職処分中の夫を告訴しないよう
頼んでほしいと言うのだ。
アレシアは断りきれず、しぶしぶトレントに会って話をした。
だがあっさり承諾した彼がアレシアに出した交換条件は……
彼の屋敷に住み、ベッドを含め、すべてを共有することだった!