尾崎喜八選集 私の心の山

尾崎喜八選集 私の心の山
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没後五十年記念出版。

詩人の魂と、博物学的視野で山と自然の美、山里の出逢い、そして自らの内面を描く。
山の文学の世界に新たな価値を築いた名作選。

代表作の『山の絵本』『雲と草原』のほか、晩年の作品まで、山岳紀行・エッセー四十一篇、詩五篇を収め、詩人の心で描いた山の世界を味わう。
■内容
山の絵本
たてしなの歌、念場ヶ原・野辺山ノ原、花崗岩の国のイマージュ、神津牧場の組曲、御所平と信州峠、大蔵高丸・大谷ヶ丸、蘆川の谷、山への断片、美しき五月の月に、秩父の牽く力、一日の王

雲と草原
美ヶ原、秋山川上流の冬の旅、戸隠と妙高、灰のクリスマス、神流川紀行、ノルウェイ・バンド、こころ、橡の実、信濃乙女、べにばないちご

詩人の風土
泉、かんたん、信州峠、春の帰途、高原の朝、日本の山おとこ

碧い遠方
老の山歌、西穂高、入笠山、八ガ岳を想う、霧ガ峯紀行、高原の冬の思い出、上高地紀行

アルプ
山のABC

いたるところの歌
牧場の変奏曲

日光と枯草
私の心の山、過ぎし日の山の旅、山と心、花崗岩の破片、山にゆかりの先輩、山と音楽


美ガ原熔岩台地、帰来、春の牧場、杖突峠、山頂の心