つながり過ぎないでいい

つながり過ぎないでいい
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《コミュニケーションで悩む人たちへ》

コミュニケーションや感情表現が上手できないと悩んだ著者はやがて、当たり障りなく人とやり取りする技術を身につけていく。

だが、難なく意思疎通ができることは、本当に良いこと、正しいことなのか。
なめらかにしゃべれてしまうことの方が、奇妙なのではないか。

「言語とは何なのか」「自分を言葉で表現するとは、どういうことなのか」の深層に迫る、自身の体験を踏まえた「当事者研究」。


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自分だけのものであるはずの感情を、多くの人に共通する「言葉で表す」ことなど、どうしてできるのだろうか。
そして、人に「伝える」とはどういうことなのかーー。

言葉、存在、コミュニケーションをめぐる思考の旅が始まる。
はじめに

1章……それぞれのタイムラインを生きるしかないーー定型発達という呪縛
2章……胚胎期間という冗長な生き延び方
3章……社会なしに生きられないが、社会だけでは生きるに値しない
4章……自律と自立を手にするための学習
5章……絶望を冗長化させる

あとがき