白雪姫と七人のこびと(4)

白雪姫と七人のこびと(4)
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魔法の鏡はこたえます…あなたはたいへん美しい。けれど白雪姫はあなたの100倍美しい!

むかしむかし、赤ちゃんがほしいとねがうお妃さまのもとに、雪のように白くうつくしいお姫さまが生まれました。王さまとお妃さまはたいへんよろこび、その子に白雪姫と名をつけました。ところがまもなくお妃さまが亡くなり、そこへやってきたのは自分のことが大好きでうぬぼれやの魔女でした。毎日魔法の鏡にむかっては、こうたずねます。「鏡よ鏡、この世でいちばんうつくしいのはだれかしら?」 魔女は、いつだって自分がいちばんうつくしいと信じていたのですが・・・
魔女に命をねらわれて毒リンゴを食べてしまう、ちょっぴりこわい「白雪姫」をあわくやさしいタッチのイラストで描きます。さらに著者は番外編として、ゆかいなこびとと白雪姫がパーティーをひらくショートストーリーを加えました。3つのクイズも収録。

名作昔話を、こわすぎず、親しみやすく、現代にむけてアレンジした「世界の美しいおとぎ話」シリーズ4冊目。海外のお人形を思わせる大きな瞳、儚げな表情…アン・レイセンが描くイラストは、どこか影のある美しさを感じさせます。聞いたことはあるけどストーリーは知らない…そんな大人にも、おとぎ話の世界が広がるきっかけに。