評伝ジョウゼフ・コンラッド──女性・アメリカ・フランス

評伝ジョウゼフ・コンラッド──女性・アメリカ・フランス
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没後百年、支配的な価値基準のもとで繰り返されてきた「船乗り」「海洋小説の作家」というコンラッド像が覆される時機が来た──

過小評価されてきた〈女性が主人公の後期作品群〉〈フランスが舞台の晩年の歴史小説群〉〈コンラッドの商業的成功に寄与した北米市場〉に光をあてると、孤高の前衛文学の旗手とされきた作家の別の顔が見えてくる。

目次
序 章 コンラッドのイメージ
第1章 ウクライナに生まれて
第2章 英国商船隊の船員として
第3章 マレー小説
第4章 コンラッドと文学市場
第5章 マーロウと『ブラックウッズ・マガジン』
第6章 二つのアメリカ、ナショナリズム、帝国
第7章 アナキストとスパイたち
第8章 裏切りと神経衰弱
第9章 ポーランド再訪
第10章 コンラッドと女たち
第11章 商業的成功と北米
第12章 コンラッドとフランス
結び
謝辞/訳者あとがき/参考文献/註/索引
目次
序 章 コンラッドのイメージ
第1章 ウクライナに生まれて
第2章 英国商船隊の船員として
第3章 マレー小説
第4章 コンラッドと文学市場
第5章 マーロウと『ブラックウッズ・マガジン』
第6章 二つのアメリカ、ナショナリズム、帝国
第7章 アナキストとスパイたち
第8章 裏切りと神経衰弱
第9章 ポーランド再訪
第10章 コンラッドと女たち
第11章 商業的成功と北米
第12章 コンラッドとフランス
結び
謝辞/訳者あとがき/参考文献/註/索引