絵本戦争 禁書されるアメリカの未来

絵本戦争 禁書されるアメリカの未来
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アメリカ各地で現在、数々の絵本が「禁書」となっている。

主に保守派の親や政治家によって主導されている「禁書ムーブメント」において、絵本はまず、黒人史とLGBTQを描いた作品がターゲットとなり、その後ラティーノ、アジア系、ネイティヴ・アメリカン、中東系やイスラム教徒など他の人種民族マイノリティ、宗教マイノリティを描いた作品にも広がっていった。そのなかには、民主党の大統領候補者であるカマラ・ハリス副大統領の絵本も含まれている。

「禁書」となった絵本には、さまざまなマイノリティの姿が描かれている。保守派の人びとはいったい何を恐れているのか、どのようにして禁書ムーブメントを展開していったのか。「絵本戦争」を通して知る、アメリカの現在。