子ども心はバイオリンを奏でるように（仮）

子育てに大切なことは、どれだけ手をかけたかではなく、どれだけたくさんの愛情をかけたかなのです。

日本とアメリカで二児の子育てを経験し、「いのちの電話」のボランティアや家庭裁判所家事調停員なども務めた著者が、子育ての喜び、日米の育児の違い、少子化や引きこもりへの思いなど育児に関するテーマを中心に、生活の中で感じたこと、ボランティアのこと、趣味で制作するアート作品のことなどを書き溜めたエッセイ。
【主な目次】
1．歌を口遊むようにーー子どもたちと人生を楽しむ／自立と能力は相関する？／
　　 可能性は無限に／親子は友達ではなく親子なのです／子どもは親を超えてゆく／
　　 孫に甘いお年寄りの愛／素直な感情を大切に　他
2．楽しかった日々を口遊みながらーー息子と娘、同胞ゆえに／私の産後ブルー／
　　 バイオリンに導かれて／子どもの好奇心と健康管理／親離れ、子離れ／
　　 娘の中学受験と私の中耳炎／娘からのご褒美／かけがえのないもの／
　　 夫婦は夫婦／子が親を思う言葉／子が父親を超えるとき　他
3．夢と現実の狭間でーー憧れのアメリカへ／予想を超えた大陸での生活／
　　 子どもの長い夏休み／普通が驚きに変わるとき／
　　 子どもたちを育んだ街ヒューストン／再び少子化対策に触れて　他
4．いのちの尊厳を考える：自殺とその波紋ーーフリーダイヤルの体験から／
　　 なぜボランティアを続けるのか
5．創作（アート）に目覚めてーー子どもたちが大好きなアップルパイ／
　　 果物のラベルに魅せられて／四半世紀ぶりの作品展を終えて／
　　 つながることは感謝　他
6．記憶と共にーーすり鉢の底で生まれて、育って／言霊の国、日本に生まれて／
　　 祖母から母へ、そして私から娘へ／学生から社会人に／出会い／
　　 年齢を重ねるということ／時の流れ　他