世界文学全集万華鏡
日本独自のアンソロジーとして、かつては家庭の教養のシンボルでもあった「世界文学全集」。残念ながら1980年代を境にブームは過ぎ去り、いまでも刊行されてはいるものの規模は小さくなっている。しかし、世界文学全集は有名作を押さえながら、翻訳が少ない優れた作品も収録し、作品と作家解説も非常に充実している。全集に収録された作品が、現在でも唯一の翻訳であることも多い。さらには多くの図書館に所蔵されているため、手に取りやすいという利点もある。
本書では世界文学全集に収録され、かつ一度も文庫化されていない海外文学作品70点を厳選して紹介。河出書房の「世界文学全集」や筑摩書房の「世界文学大系」など35の全集をもとに、イギリス、ロシア、ドイツやラテンアメリカの作家の貴重な作品を案内する。
ジョージ・エリオット、ウィラ・キャザー、オノレ・ド・バルザック、ラファエル・サンチェス・フェルロシオほかの隠れた名作にふれ、読みたい作品がぐっと増える、海外文学ファン必読の一冊。
【目次】
はじめに
第1章 イギリスの文学
ダニエル・デフォー『ロクサーナ』
サミュエル・リチャードソン『パミラ』
ヘンリー・フィールディング『大盗ジョナサン・ワイルド伝』
サー・ウォルター・スコット『ケニルワースの城』
チャールズ・ディケンズ『バーナビー・ラッジ』
ジョージ・エリオット『フロス河畔の水車場』
ジョージ・エリオット『ロモラ』
トマス・ハーディ『森に住む人々』
ジョゼフ・コンラッド『ノストローモ』
ジョゼフ・コンラッド『勝利』
ウィンダム・ルイス『愛の報い』
D・H・ロレンス『白孔雀』『セント・モア』
オルダス・ハックスレイ『クローム・イエロー』
ジェイムズ・ヒルトン『めぐり来る時は再び』
第2章 アメリカの文学
ヘンリー・ジェイムズ『アメリカ人』
ヘンリー・ジェイムズ『ボストンの人々』
ヘンリー・ジェイムズ『カサマシマ公爵夫人』
ウィラ・キャザー『私のアントニーア』
アプトン・シンクレーア『人われを大工と呼ぶ』
ジョン・ロデリゴ・ドス・パソス『マンハッタン乗換駅』
ジョン・スタインベック『疑わしい戦い』
ジョン・オハラ『サマーラの町で会おう』
ユードラ・ウェルティ『デルタの結婚式』
ジェイムズ・エイジー『家族のなかの死』
ジョン・バース『酔いどれ草の仲買人』
第3章 ドイツの文学
ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ『フリードリヒの遍歴』
エードゥアルト・メーリケ『画家ノルテン』
コンラート・フェルデ…
本書では世界文学全集に収録され、かつ一度も文庫化されていない海外文学作品70点を厳選して紹介。河出書房の「世界文学全集」や筑摩書房の「世界文学大系」など35の全集をもとに、イギリス、ロシア、ドイツやラテンアメリカの作家の貴重な作品を案内する。
ジョージ・エリオット、ウィラ・キャザー、オノレ・ド・バルザック、ラファエル・サンチェス・フェルロシオほかの隠れた名作にふれ、読みたい作品がぐっと増える、海外文学ファン必読の一冊。
【目次】
はじめに
第1章 イギリスの文学
ダニエル・デフォー『ロクサーナ』
サミュエル・リチャードソン『パミラ』
ヘンリー・フィールディング『大盗ジョナサン・ワイルド伝』
サー・ウォルター・スコット『ケニルワースの城』
チャールズ・ディケンズ『バーナビー・ラッジ』
ジョージ・エリオット『フロス河畔の水車場』
ジョージ・エリオット『ロモラ』
トマス・ハーディ『森に住む人々』
ジョゼフ・コンラッド『ノストローモ』
ジョゼフ・コンラッド『勝利』
ウィンダム・ルイス『愛の報い』
D・H・ロレンス『白孔雀』『セント・モア』
オルダス・ハックスレイ『クローム・イエロー』
ジェイムズ・ヒルトン『めぐり来る時は再び』
第2章 アメリカの文学
ヘンリー・ジェイムズ『アメリカ人』
ヘンリー・ジェイムズ『ボストンの人々』
ヘンリー・ジェイムズ『カサマシマ公爵夫人』
ウィラ・キャザー『私のアントニーア』
アプトン・シンクレーア『人われを大工と呼ぶ』
ジョン・ロデリゴ・ドス・パソス『マンハッタン乗換駅』
ジョン・スタインベック『疑わしい戦い』
ジョン・オハラ『サマーラの町で会おう』
ユードラ・ウェルティ『デルタの結婚式』
ジェイムズ・エイジー『家族のなかの死』
ジョン・バース『酔いどれ草の仲買人』
第3章 ドイツの文学
ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ『フリードリヒの遍歴』
エードゥアルト・メーリケ『画家ノルテン』
コンラート・フェルデ…