In Praise of Shadows 

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谷崎潤一郎『陰翳礼賛』 (英文版) 
1933年から34年にかけて執筆された谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』は、1955年にアメリカでエドワード・G・サイデンステッカーにより翻訳され、英語圏で谷崎の名が広く知れ渡る契機となる作品となりました。日本の伝統美を陰翳の美しさから論じた本書は、建築、舞台、食、肌の色、女性と化粧、文学など日本人の生活様式に見られる陰翳と光の微かな相互作用を探求し、明るく絢爛な西洋技術の前に、日本の美的伝統が後退していく過程をたどります。日本人の独特な美的感覚を解く本として、現代に至るまで世界各国でジャンル横断的に読まれています。