老作家僧のチェンマイ托鉢百景

老作家僧のチェンマイ托鉢百景
  • レーベル

  • 出版社論創社
  • ISBN9784846023690
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『遠い国からの殺人者』で第101回直木賞を受賞した作家は、今なぜ、タイで僧侶となり托鉢するのか。その心情を赤裸々に綴った100余日の日記。タイの街場、僧侶の日常、現地の布施人たちの温かみある姿を伝える写真もふんだんに掲載。
七月ーチェンマイ復帰は托鉢から
三半規管の故障か?/チャイナタウンの漢方薬店/カラダが資本の僧の選択/少僧化社会で踏ん張る老僧/肉がウマ過ぎるための問題 他

八月ー雨に打たれながら考えた日々
初転法輪(仏日)のハイライト/雨安居入りの誓い/老いたる者の敵は孤独と寂しさ/雨傘とともに考える「無我」/明るくても怖い「無明」の世/スポーツ解禁はムリな修行精神 他

九月ータイ文化を月とともに歩く
 ナットウ吉日と不運の記憶/タイ文化のキーワードは水と月/タイ敵の「美欲」を排せるか/僧失格を思わせた無常の空/よからぬ魂胆のタイトル思案他
十月ー老いゆくわが身を省みる日々
 同年配の男性の大手術痕を見て/ヌンするカオニャオはノスタルジー食/身体と相談して決める、クスリか医者か/菜食祭に日本人の「食」を考える/異国暮らしにつきまとうビザ苦/長寿に価値を置いて生きる
老修行僧のにんげん界百夜

論創社

老修行僧のにんげん界百夜

笹倉 明

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