あさってより先は、見ない。

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■内容紹介
還暦を過ぎて、東京から埼玉・熊谷へ。築150年の古民家に移住。古さと新しさが同居した、住みごこちのいい家で紡ぐ毎日の暮らし。家族のこと、家事のこと、料理のこと、仕事のこと、大好きな人たちのこと…。きょうとあしたを積み重ねる日々綴る。そのやさしさ溢れる視点に、心和むエッセイ集。
■コメント
笑いに包まれた、ふみこさんの暮らしの秘訣をエッセイとカラー写真で紹介。
【目次】

はじめに



第1章 旅するように暮らす

元旦はハムエッグ!

ジルべールとセリア

あなたたちとわたし

眠りの森 

ブランコ

いまが最上

〈その後〉の〈その後〉の‥‥‥

二〇二三年・いま─旅するように暮らす



第2章 食べる

置かれる

黒豆

あちちの小瓶

赤えんどう豆

二〇二三年・いま─食べる



第3章 泣きそうになる

連絡帖

歩く

通路

大切な日

あけびの籠を提げながら

佃煮

せっかくだから

なんでもないけどなんでもなくない

二〇二三年・いま─泣きそうになる



第4章 日常愛

そのひとの隣りに

オールド・スポート

夏の記憶

灰汁抜き

遊び

くり返しくり返し

玉ねぎと卵のおみおつけ

摘む

草のこえ

二〇二三年・いま─日常愛



第5章 くまがや日記

二〇二一年五月八日─十一月



おわりに─十年後のわたし