エル・スール 新装版
〈南〉を訪れる直前で中断された、ビクトル・エリセの名作『エル・スール』の原作。映画では描かれなかった後半部、物語のクライマックスが、いま明らかになる。父はなぜ沈黙のうちに閉じこもっていたのか。憧れの父の死を契機にセビーリャへ赴いた少女の見たものは……。映画製作当時、エリセの伴侶として彼に霊感を与えたアデライダ・ガルシア=モラレスによる、時代を超えた成長小説。2009年刊行の同内容の小説を新装版として刊行。
エル・スール
訳者解説
エル・スール
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