山吹の花匂う

山吹の花匂う
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著者は出雲市在住のエッセイスト。これまでに小説やエッセー、紀行文などさまざま文章を同人誌に掲載したり、著書を発刊してきた。80代となり、これまでの集大成として自費出版した。
 第一章の「神々に出会う四十二浦」は2016年に発刊した本の内容を収容。以前から、島根半島に巡礼の道があったことを多くの人に知って欲しいという思いがあり、浦々を歩いて取材してまとめた内容となる。
書名にもなっている第二章「山吹の花匂う」は、2012年から2018年にかけて全四巻を発刊した「島根半島四十二浦巡り万葉花旅日記」シリーズの完結編として書いた。
第三章の「移ろいの季節」は、限られた短い文字数の中で日々の暮らしの思いをうまく伝える表現力を磨こうと、訓練のようなつもりで書き続けた作品を集めた。第四章には、「私のお洒落」「桜鬼」「紅い傘」といった小説や紀行文など十作品を収めている。