騎兵隊

騎兵隊
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第一次大戦後のソヴィエトーポーランド戦争。オデッサ出身のユダヤ系作家イサーク・バーベリは自らの文学の題材を見出すために、この戦争に従軍するが……。
戦争の過酷な現実を描写する散文と、生の豊穣な本質を顕現させる詩との境界線上で、危うい均衡を保ちながら奇跡的に成立したバーベリの傑作が、新訳で蘇る。
騎兵隊
 ズブルチ河を越えて
 ノヴォグラドのカトリック教会
 手紙
 軍馬補充課主任
 アポレクさま
 イタリアの太陽
 ゲダリ
 私の初めてのガチョウ
 ラビ
 ブロディへの道
 タチャンカに関する一考察
 ドルグショフの死
 第二旅団長
 キリストのサーシカ
 マトヴェイ・ロジオーヌィチ・パヴリチェンコ伝
 コジンの墓地
 プリシチェパ
 ある馬の話
 コンキン
 ベレステチコ
 塩
 夕べ
 アフォニカ・ビダ
 聖ヴァレンチンのもとで
 中隊長トルノフ
 イワンたち
 ある馬の話の続き
 寡婦
 ザモスチエ
 裏切り
 チェスニキ
 戦いの後で
 歌
 ラビの息子

解説 (中村唯史)