被爆した長崎医科大へ 神戸から

被爆した長崎医科大へ 神戸から
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ノーベル平和賞! 日本被団協受賞
広島と長崎へ原子爆弾が投下されて80年! 
いま、全ての日本人に読んで欲しい物語。                                                                       
長崎医科大学は、世界で唯一、原爆により壊滅した医科大学である。
神戸出身の主人公昇を始め、生き残った医師や看護婦は、自らも傷つきながら、被爆者救護に力を尽くした。
原爆がもたらした悲惨な実態を、関係者の証言や、『キュリー夫人伝』の警鐘を辿りながら、世界から核兵器が無くなること願い、次世代に継承する。
本書は、極限下における人間愛の尊さを問う物語である。

●著者作「日本の歴史と原子爆弾開発のプロセス」付

目 次
爆心地付近の地図と物語に出てくる地名
●第一章 芳しき日々 
・一中入学 
・結核との闘い 
・ジェーンさん 
●第二章 暗雲の下で 
・太平洋戦争 
・朝倉先生と『キュリー夫人伝』 
・お父さんの出征 
●第三章 長崎医科大へ 
・長崎へ 
・長崎医科大学入学 
・浦上での日々 
・神戸空襲 
●第四章 長崎原子爆弾投下 
・8月 9日午前11時2分 
・8月10日 
・8月11日以降 
●第五章 終戦 
・守山での再会 
・原爆投下後の長崎へ 
・大村海軍病院 
●第六章 戦後の歩み 
・神戸の焼土から 
・未知の原爆症 
・長崎の巡回診療 
●第七章 長崎の鐘は鳴り続ける 
・アンジェラスの鐘 
・戦禍を越えた『キュリー夫人伝』 
・お父さんの帰還 
●エピローグ
あとがき 
参考文献 
日本の歴史と原子爆弾開発のプロセス