新聞投稿と亡き妻との日々

新聞投稿と亡き妻との日々
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ー妻への思いと共に、これからも新聞投稿は続くー
新聞投稿をはじめてから30余年、これまで身近な出来事をテーマに様々な思いを綴ってきた著者が経験した、妻の発病と一年半におよぶ闘病、そして死別という人生の大きな悲しみ。その中で少しずつ立ち直り、前を向いて歩き始めたいま、苦しくも濃密であった闘病生活や、妻と過ごしたかけがえのない日々の中で続けてきた新聞投稿を、妻への思いと共に形にして残す。書くことが生きる力になる、そう信じてーー。これまで掲載された新聞投稿の中から選んだものを年代順にまとめ、妻との闘病生活と死別後の日々を併せてまとめた作品集。
[目次]
まえがき
第一章
妻と暮らした日々のあれこれ
見知らぬ地でまさかの事故
日々の暮らし時に省みよう
改善勧めたい若者の食生活
自営や主婦も健診忘れずに
父の五十回忌戦後に区切り
結成31年目のチームが財産(戦後50年特集「野球」)
家族とともに愛犬との15年
食糧の危機感余りに乏しい
変容した山里遊びも消えた
自治会活動で多くを学んだ
十数年ぶりに鈴虫が里帰り
途上国の子に薬剤の支援を
ホタル乱舞に環境保全願う
余裕ある生活今だからこそ
定年後のあれこれ
定年退職機に東北路ツアー
小惑星探査機帰還が楽しみ
激動の40余年定年で解散会(テーマ特集「同期生」)
フランス訪れ良さ分かった
高野山の宿坊秋思わせる風
珍客の来年の帰省待たれる
投稿を続けて老化の防止も
ゆっくり旅で心が洗われた
戦死した父の行動判明した
父と母しのぶ黄色のツツジ
命の尊さ学ぶ絶好の夏休み
第二章
辛苦の2年(2009〜2010)
2009年
夢のハワイ旅行(2/5〜2/10)
検査・治療の日々
検査・治療はじまる
治験による抗癌剤治療
高齢者が話す椎の実の思い出
幻のハワイ旅行
免疫細胞治療について(周南病院)
2010年旅立ちまでの日々
「はやぶさ」の帰還
若者よ 戦争の悲惨さ学ぼう
誕生日の入院
徳山病院
緩和ケア病棟の生活
緩和病棟の生活
安らかな旅立
第3章
妻の看病の合い間に書いた「フィリピン慰霊巡拝平和への祈り」を書いた。
ひとり暮しをポジティブに
2011(平成23)年、1月(当時の日記より)
1人の正月 七草がゆに挑戦
物忘れ防止へ般若心経を暗唱
公私つづり10年日記3冊目へ
自分で柱時計直して気分爽快
アフガンに戻れ小麦の実り
新聞音読で脳を活性化したい
人間と生き物、共存共栄を
庭のグミの実で果実酒づくり
民生委員の経験 社会広がる
民間交流で日韓関係改善して
遺族仲間で恒例の靖国参拝
ひとり暮らしに頼もしい「愛犬」
亡き妻の健康器具使い快適
卵白は捨てずに有効活用して
民生委員の負担軽減が必要だ
越冬ナベヅルの個体増に本腰を
年金支給開始年齢の引き上げを
縄文杉まで歩いて得た自信
貴重な語り部「遺族会」に光を
日めくりカレンダーは私の相棒
「あとがき」
著者略歴