これはニュースではない

これはニュースではない
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ライター・編集者の速水健朗によるポッドキャスト『速水健朗のこれはニュースではない』。
時事ネタ、本、映画、音楽についてのテーマを、時代や日本海外問わず膨大な知識の中から様々なカルチャーを拾い上げて紹介。独特の軽妙洒脱の中にある鋭い視点と切り口による考察や分析が好評を博している番組だ。本書は、そんな速水健朗氏のポッドキャストと様々な本や出版業界に関する情報を批評性や企画性高く紹介するwebサイト「リアルサウンドブック」での連載企画を大幅に加筆修正し一冊にまとめている。

テイラー・スウィフトや大谷翔平、イーロン・マスク、オッペンハイマーやドラえもんにアレサ・フランクリンとサブカルマウンティングおじさん、町中華ブームとオーバーツーリズムや週刊文春など、43篇を掲載。読むだけで、サブカルチャーやポップカルチャーなど、様々な文化への誘いや気づきが得られる内容だ。
01 プライベートジェットとウーバーイーツの話
02 リュック・ベッソンからの祝辞
03 ヤンキーとリアリティー番組
04 大黒ジャンクションと80年代の婚姻率に影響を与えたであろうポップミュージック
05 外交とポップミュージックとシューゲイザー
06 誰もがたどり着けない曲「ロストウェイブ」
07 ダッドスニーカーブームをダーウィンの自然選択説と重ねて考察する
08 超大物同士の原作改変事件、インプットとアウトプットのずれ
09 クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』について
10 宗田治『ぼくらの七日間戦争』と1980年代の管理教育について
11 少年少女が巻き込まれる戦争、『ドラえもん小宇宙戦争』
12 広報戦と侵略シン・ウルトラマン
13 ボビ男の有害性とホイットニー・ヒューストン
14 朝倉未来とリアリティー番組の時代
15 ドラえもん
16 マイケル・ジャクソンはMV時代をどれだけ予見していたか
17 飛行機が墜落するような映画
18 あの日のビリー・ジョエルカラオケおじさん
19 「愛のテーマ」について
20 『ワイルド・スピード』はマルチチュードである
21 迷惑系YouTuberと血盟団事件
22 インディ・ジョーンズは「良いこと」もしたのか?
23 電話の変化を目の当たりにした世代。「もしもし、アッコちゃん?」東村アキコ
24 映画「バービー」のラストの解釈について
25 町中華ブームとオーバーツーリズム
26リバタリアンとトラック野郎
27 架空ラジオ番組をコンセプトにした楽曲
28 空調テクノロジーとクール
29 クルマの車幅の都市論
30 とある女優にインタビューしたときの話
31 機械音痴2.0
32 泉麻人と大瀧詠一の話
33 ほどほど程度の悪口として語る『ゴジラー1.0』
34 イーロン・マスクに哲学はあるのか?
35 マライア・キャリーのすべらない話
36 新しい階級の台頭に名前を付ける
37 火あぶりにされたサンタクロース
38 ホストクラブはなぜ「初回無料」を謳うのか? 2009年のベストセラー『フリー <無料>』から考える
39 中森明菜の降臨と救済、そして不安
40 週刊文春から電話がかかってきた日のこと
41 40代の男性の見た目の方向性がぶれる理由
42 パクリと鎮魂と「作者の死」
43 総合格闘技ファンは週刊誌を恨んでいる