コタ、お前は落語家になりたいの?

コタ、お前は落語家になりたいの?
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著者は、「おじいちゃんに林家木久扇、父に林家木久蔵を持つ、いわば落語家一家に生まれた」豊田寿太郎、16歳。特殊そうで普通のような生い立ちや日常、家族のこと、趣味、仕事についてを、小気味いいリズムで語ります。
15歳ともなれば、将来を見据えて悩み多き年頃。「お前は落語家になりたいの?」誰に言われたわけでもなく、この言葉を自問自答する著者が、慌てず焦らず、ありのままを認めました。勉強に部活にと忙しい高校生活の合間を縫って執筆した文章には、立派に「黄色の血」が流れています。
カバーには祖父・林家木久扇の推薦文!
「コタのジイジ木久扇です。私の初めての男の孫、難産の中よく生まれてきてくれました! 只今高校一年生。とても楽しい青春を送っています。フクロウのモンちゃんとは友達、バドミントンが好き、落語も好き、休日の朝食の時は『お煎茶? ほうじ茶?』とたずねて、湯ざまして入れてくれます。カツオ節も削るし、誕生日にはおいしい品をお取り寄せでプレゼント! の気遣い。長い文をテンポ良く書き上げて、落語家一家の語り部です。読んでやってください!」
1章 僕の人生、変ですか?
双子の友人1人分の、3分の2の体重で生まれた/歴史好きは、春風亭小朝師匠の影響/僕の護身術 ほか
2章 底抜けに明るいファミリーズ(家族構成員たち)
おじいちゃんは“超人”です/林家木久蔵という自由人/我が家のペット、フクロウのモンちゃん ほか
3章 僕のファミリーの「不思議」
僕とおじいちゃんの、こだわり納豆定食/人で溢れるお正月/我が家のお小遣いの秘密 ほか
4章 僕の「歴史旅」
戦国時代の城めぐり「現存12天守」/城なき跡地も面白い/古戦場の魅力 ほか
5章 お仕事
僕の高座デビュー/同年代の子どもたちに落語を披露/『ぐるナイ』のコーナーに出演 ほか
おわりに(1)「コタ、お前は落語家になりたいの?」
おわりに(2)僕がエッセーを書いちゃった!
・付録『時そば』の稽古