名場面で読む『源氏物語』(晶子訳)(全1巻)

名場面で読む『源氏物語』(晶子訳)(全1巻)
楽天で購入 Amazonで購入
いま『源氏物語』の作者紫式部を描いたNHKの大河ドラマ「光る君へ」が放送されている。本書は晶子訳『源氏物語』をテキストに、編者たちが名場面を訪ねた写真に文を添えてむずかしい『源氏物語』を気楽に読めるよう工夫したもの。
名場面とともに古典の面白さが理解できるーー。写真・絵41枚入り。
第1部 1源氏の誕生(「桐壷」)2光源氏の母・桐壷更衣の死(「桐壷」))3皇籍からの離脱(「桐壷」)4義母・藤壷の入内(「桐壷」)5空蝉との恋(「空蝉」))6夕顔の咲く家(「夕顔」)7廃屋での逢瀬(「夕顔」)8幼い若菜を連れ去る源氏(「若菜」)9藤壷との密会(「若菜」)10末摘花との密通(「末摘花」)11青海波を舞う源氏(「紅葉賀」)12賀茂の祭の車争い(「葵」)13六条御息所の生霊(「葵」)14光源氏の都落ち(「明石」)15桐壷帝の亡霊(「明石」)16明石入道との出会い(「明石」)17上京する明石の君(「松風)18源氏、明石の姫君を引き取る(「薄雲」)19玉鬘を養女とする源氏(「蛍」)20覗き見る夕霧(「野分」)21灰をかけられた大将(「真木柱)22引きさかれる娘(「真木柱))
第2部 23大願を成就させた明石入道(「若菜(上)」)24源氏の妻を垣間見る柏木(「若菜(上)」)25恋の妄執(「若菜(下)」)26発覚した恋文(「若菜(下)」)27紫の上の死(「御法」)28出家の準備をする源氏(「まぼろし」)
第3部 29玉鬘の娘たち(「竹河」)30宇治を訪れる薫(「橋姫」)31出生の秘密(「橋姫」)32八の宮の死と残された
娘たち(「総角」)33薫と匂宮(「総角」)34匂宮と中の君、二人を隔てるもの(「総角」)35大君の死(「総角」)36中の君に心惹かれる薫(「宿り木」)37薫と浮舟との出会い(「宿り木」)38匂宮と浮舟、宿命的な出会い(「東屋」)39匂宮と浮舟との逢瀬(「浮舟」)40別の顔をもつ薫(「蜻蛉」)41入水に失敗した浮舟(「手習」)42出家を願う浮舟(「手習」)43浮舟の居場所(「夢の浮橋」)あとがき