色街アワー

色街アワー
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ーーきれいなところだけを見て、私たちは人を愛せるのだろうか?

◯東北随一と呼ばれた色街が、その灯を落とすまで
片田舎にありながら、芸者や赤線で多くの人を集めた「赤湯温泉街」。政治家・芸能人も足繁く通ったが、昭和31年の「売春防止法」成立によって街は転換を余儀なくされる。

◯温泉街特有の文化と暮らし
芸者置屋に抱えられた子は稽古のため学校早退を認められていたり、経済的援助者の「旦那」によって生活を守られる家庭があったりなど、歓楽街ならではの人間模様を記録する。

◯少女の視点から生々しく描く
不人気のため女将から「枕」を宣告される芸者や、置屋を脱走する少女たち、一流芸者の悲痛な老後など、赤湯で80年以上を生きる原作者の手記とインタビューを基に、多数の資料から時代背景を描くノンフィクション。
1.愛燦燦
2.暗夜行路
3.赤湯の踊り子
4.哀れの住む街
5.色街キッド
6.母を慕いて
7.悲しき口笛
8.サーカスの唄
9.赤いランプの終列車
10.赤いハイヒール
11.サクラ追分
12.いで湯の灯
13.わたしは色街の子
14.あの山越えて
15.母と子